木更津にある関東薬師霊場「東光院峰薬師」で御朱印を頂いてきた

木更津市を走る国道127号線沿いにある、関東薬師霊場「東光院 峰薬師」に初詣に行ってきました。

こちらは真言宗豊山派のお寺で、桜の名所でもあります。

ご本尊は薬師如来像ですが、普段はお目にかかることはできませんが、12年に1度寅年の春に開帳され、お目にかかることが出来ます。

遠州秋葉山逢来寺、山城宝竜寺と共に日本三体のひとつとされているそうです。

 

山門へ

 

長い階段を上ると古い山門が見えてきます。

登りきったところで振り返ると、東京湾を一望することが出来ます。
木更津八景のひとつ「峯薬師の青嵐」と知られています。

 

 

手を清めて鐘を突きます

 

手を清めた後は、鐘を突いてご挨拶をします。
こちらは参拝者が自由に突くことが出来て、お寺の方にも参拝前に鐘を突くといいと勧められます。

 

 

いざ本堂へ

 

 

本堂は元禄10年(1697年)に再建されたものということで、かなり古いので、足元に注意が必要です。

本堂内の左右の部屋には大きな曼荼羅が掛けられていて、薬師如来像の御開帳の時は、すぐ近くまで行って拝見することことが出来ます。

以前の開帳時に伺ったことがあるのですが、とても綺麗でずっと見ていられるほどでした。

ご挨拶が終わったところで、御朱印を頂きました。

この日は住職の奥様が書いてくださったのですが、迫力のある素晴らしい文字です。

 

御朱印

 

 

 

千葉県指定有形文化財の薬師如来像について

 

 

千葉県指定有形文化財
木造薬師如来立像

昭和30年12月15日指定
宗教法人 東光院所有

表面全体に丸ノミの痕を荒々しく残す「鉈彫り(なたぼり)」といわれる技法で作られた「鉈彫像」です。ヒノキ材を用いた素地を荒彫りした寄木造りで、像の高さは164.4cmです。
制作時期は昭和55年度に実施した修理の際、文永9年(1272)坂上氏女により修理された旨の墨書の銘記が像の内部から発見されたことから、平安時代後期から鎌倉時代の初期に造られたと考えられています。
左の掌に薬壷(やっこ)を持った慈悲深い姿の中にあって、鉢の開いた頭部、眼、鼻、口を集中させた表情、納衣の垂れ下がりなどに特徴があり、彫女を故粉で白く塗り墨を入れた瞳は、顔の表情と相まって力強い鋭さを感じます。

平成30年2月
千葉県教育員会
木更津市教育員会

 

 

東光院峯薬師の詳細

住所

〒292-0822
千葉県木更津市桜井1450

電話番号

0438-36-2605

 

峯薬師の詳しい場所は


 

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